酸性ケミカルでウォータースポット(デポジット)はどのくらい落ちるのか?
前回、エンブレム周りの汚れを落とした酸性ケミカルスゲナ(S-gena)を使い、
車にこびり付いたウォータースポットやデポジットがどのくらい落ちるのかを実験しました。

画像を取り忘れてしまい今回は動画だけでご勘弁ください。
酸性ケミカルを使う手順
■酸性ケミカルを使う前には、作業をする部分を洗車しましょう。
酸性ケミカルは肌荒れを起こす可能性があるので、
ウォータースポットなどを落とす場合には防水手袋などでお肌に液がかからないようにしてください。
万が一液がお肌に付いた場合はその部分をよく洗ってください。
※ヌルヌル感が取れるまで
また、目に入らないように防護眼鏡の装着もしたほうがいいと思います。
中には酸性?ハイターでもいいんじゃない?
そう思う方が多いようですが、
私は過去に実験しており、ボディーに白いボケたような痕が付く場合がありました。なので使わないようにしましょうね。
■酸性液を付けて放置する時間
酸性系のケミカル(スゲナS-gena含む)は、ボディーに塗布して長時間放置するとクリア塗装を痛めることがあるので、一度酸性液をボディーに付けたら放置時間は最長でも60秒ほどで一度よく水洗いします。
それでもウォータースポット等が落ちない場合は同じ作業を繰り返します。
作業を繰り返す回数は3~4回くらいを限度とし、この作業で落ちないウォータースポット(デポジット)等はポリッシング(コンパウンドでの車磨き)でしか除去できません。
■酸性液を塗るときは何で塗る?塗るときの注意点は?
酸性ケミカルを使用する場合、塗布は洗車スポンジやマイクロファイバータオル、ミラーの接合部分やドアの引手の奥などは柔らかいハケなどで塗布します。
ひとつ注意点があります。
酸性液(スゲナS-gena)を塗る場合、スポンジやマイクロファーバータオルでゴシゴシ洗う必要はありません。
あくまでも酸性の成分で落とすので、作業する範囲に圧力を加えずやさしく塗り伸ばしていきます。
最後に、使用したスポンジ、マイクロファイバータオル、ハケ等はよく洗浄しましょう。
では作業動画をご覧ください。
酸性ケミカルでの作業動画
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