車の樹脂でできたパーツが艶を失った場合、
シリコンを塗り込むことで、即効で艶が復活します。
樹脂でできたパーツといえば、バンパー、ドアのピラー、モール・・など、車種によってはたくさんあると思います。
巷に溢れる樹脂復活剤など買う必要はありません。
格安のシリコンスプレー1本あればOK。
シリコンスプレーはどれがいい?
シリコンには格安なものから少し価格がお高めのものがあります。
今、使われているのが多いものは、
が車マニアには有名なところです。
もちろんこれらの商品を使ってもいいですが、今回私が使ったのがこちら・・
BOLL シリコーンスプレー 420ml NBC-420Sです。
価格はホームセンターで198円という格安価格。
どちらにしても、シリコン自体がそんなに高いものではないので、何本か使ってみて艶や保ちなどを比較してもいいと思います。
そのほかの格安シリコンスプレーでは、
イチネンケミカルズの「シリコーン滑走剤」もおすすめです。
シリコン施工工程と用意するもの
まずは用意するものから。
・シリコーンスプレー
・メラミンスポンジ(激落ちくんスポンジでもOK)
・ショップタオル
洗車で汚れを落としておく
まずは洗車を行いましょう。
シリーコーン施工前のハリアーのドア下部の樹脂です。
長年、お手入れもされておらず白ボケしています。
これは洗車後の様子で、汚れは完全に落とした状態です。
メラミンスポンジでよく磨く
次にシリコン施工部分をメラミンスポンジでよく磨きます。

使うものはメラミンスポンジであればどれでもいいよ!激落ちくんスポンジもおすすめ。
樹脂部を磨くときにはスポンジに水は付けないで、乾いたスポンジのまま磨きまます。
メラミンスポンジは、施工部分に合わせて少し大きめに切って使います。
早速磨いてみます。
メラミンスポンジで磨くと汚れは落ちますが、コンパウンドで磨いた時のように、この時点でピカピカになるわけではありません。
この作業はシリコンが載りやすくするためのものです。
※この部分については動画で解説します。
磨いたあとはこんな感じ(マスキングの左側)
シリコンを樹脂パーツに吹き付ける
メラミンスポンジでの磨きが完了したらシリコンをスプレーします。
必ずノズルを付けてスプレーしてください。
広がりすぎると関係ない部分に付きますが、シリコン自体は車のどの部分に付いてもふき取りができるので、あまり心配しないで大丈夫です。
ショップタオルでシリコンを拭く
施工個所にシリコンを満遍なく塗ったらショップタオルで馴染ませるように拭きます。
マイクロファイバータオルでシリコンを拭いてもいいのですが、
一度シリコンを拭くと洗濯も大変(落としづらい)なので、使い捨てOKなショップタオルを使います。
ショップタオルで拭いたらあらゆる角度から施工個所を見てムラの確認をします。
ムラがなくなってれば完了です。
も~即効で黒々ツヤツヤになりますよ。
この作業のあとに、シリコンが乾いたら(夏場で1時間ぐらいで乾くと思います)、お好みのワックスやガラス系コーティング剤を塗っておきましょう。

コーティング剤を塗らなくても1か月ぐらいは艶が保つよ
車のこんな部分にもシリコンは使える
シリコンスプレーは、車の樹脂部分、プラスチック部分、メッキ部分にも使えます。
たとえば、以下の画像は私の車のリアワイパーですが、シリコンスプレーを塗って約1か月ぐらいたったので少し艶落ちしてきました。
下の画像がシリコンスプレーしたものです。
黒々して艶も完全復活!!
シリコンは水はハジキも抜群なのです。
特に劣化しやすいゴムパーツなどは、シリコンをなじませることで劣化保護にもなるのであわせて施工しておきましょう。
車にシリコンスプレー施工動画
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